格安スマホとは？本当に安くなるの？
格安スマホとは、大手キャリアで契約したスマホよりも安く利用できるスマホのことで、SIMフリー端末を指す場合もあります。なぜ格安スマホは安いのでしょうか。格安スマホを扱う通信業者は、通信設備を持っている大手キャリアに設備を借りて運営をしているためです。設備を持たずに運営コストを抑えることにより、利用者に安くサービスを提供しています。そのため、格安スマホを利用すると通信料金が安く抑えられるというわけです。
格安スマホにするメリットとデメリットは？
格安スマホのメリット・デメリットについてご紹介します。
格安スマホにするメリット
格安スマホにするメリットは、なんといっても月額費用が安いことです。また、大手キャリアのように2年縛りなどの制約がないところも多く、最低利用期間を短めに設けられていることもメリットです。一度試してみて気に入らなければすぐに変更することも可能ですし、転職・結婚など、ライフスタイルの変化により契約をまとめたり見直したりすることが容易になるのも便利です。
格安スマホにするデメリット
格安スマホのデメリットは、選べる機種が少ないことです。格安スマホを扱う通信業者はすべての機種を扱っているわけではないということを知っておきましょう。また、価格を下げてスマホを提供するために実店舗を持たない業者がほとんどです。実店舗がないことで、利用者にとってはサポート体制に不安を感じることもあるでしょう。
SIMフリーなら安く維持できる
SIMフリー端末とは、大手キャリアなどに縛られず、どの通信業者とも契約可能な端末のことです。SIMフリー端末は大手キャリアと契約をしていないため、キャリアメールは使えません。大手キャリアと契約しているスマホをSIMフリーにすることをSIMロック解除といいます。格安スマホを利用したい場合は、大手キャリアのスマホのSIMロック解除を行うか、最初からSIMフリーのスマホを購入するという方法があります。しかし、SIMロック解除に対応していないスマホもありますので、その場合は大手キャリアを解約し新たにSIMフリーのスマホを購入しなければなりません。
大手キャリアの低料金プランは本当に安い？
格安スマホに対抗して大手キャリアも安い目玉プランを打ち出しました。大手3社の現行の最安プランをご紹介します。
ドコモの最安料金プラン
ドコモの最新の最安プランは「ギガライト」という音声通話とデータ通信が一体となったプランです。2年契約で月額1,980円から利用することができ、家族3回線以上がドコモの場合に最安で維持することができます。無駄の少ないプランで、あまりスマホを使わないライトユーザーに向いているでしょう。
auの最安料金プラン
auの最新の最安プランは「新auピタットプラン」で、月額1,980円から利用できます。同居家族3人以上で申し込めるプランで、データ容量に合わせて選ぶことができます。家族3人以上で、データ容量を選びたいという場合には最適なプランといえるでしょう。
SoftBankの最安料金プラン
SoftBankの最新の最安プランは「ミニモンスター」というプランで、こちらも月額1,980円から利用できます。新規契約・機種変更をしてから最初の1年間に適用され、データと通話を使った分だけ支払う無駄のないプランです。新規契約や機種変更を検討している人は、チェックしておいて損はありません。
キャッシュバック・キャンペーンでお得に乗り換え！
スマホの設定に不安がある場合、SIMフリーはハードルが高いと感じるかもしれません。最新機種にこだわらなければ、大手キャリアや格安スマホでキャッシュバック・キャンペーン等を賢く利用し通信料金を安く維持できることもあります。大手キャリアと格安スマホのメリット・デメリットをそれぞれ理解し、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
※この記事は2019年9月時点の内容です。実際のサービスの詳細や最新情報は、各サービスのホームページでご確認ください。
