国内最大規模のインデックスファンドシリーズ「eMAXISシリーズ」に新ファンドが登場!
今回は2023年1月12日に設定された「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス」と当ファンドが連動をめざす「S&P500クオリティ高配当指数」についてご紹介します。
S&P500クオリティ高配当インデックスとは?
当指数は、「S&P500株価指数」の構成銘柄のうち、高クオリティかつ高配当の株式で構成された指数となります。具体的には、「クオリティ・スコア」と「配当利回り」がともに上位200以内の77銘柄に均等配分しています。(2022年12月末時点)
また、過去30年間のパフォーマンスでは、S&P500株価指数を2倍以上も上回っています。
「クオリティ×高配当」、掛け合わせの妙が高パフォーマンスの秘訣?!
クオリティ株とは、「収益の創出」、「収益の質」、「財務の健全性」の観点から、質の高い収益を生み出し、財務内容も比較的健全な優良企業の株式のことをいいます。
高配当であってもその後、業績の悪化などで減配や無配になるリスクがあります。配当利回りだけに着目して銘柄を選ぶと、そういった企業なども含まれることになります。
「S&P500クオリティ高配当インデックス」では、単純な配当利回りの高さだけでなく、クオリティの要素も加えることで減配リスクを極力排除し、配当の持続性や増配の可能性を反映した高パフォーマンスが期待できる設計になっています。
また、「S&P500クオリティ高配当インデックス」の特徴として、以下3点をご紹介します。
特徴① 長期のパフォーマンスが良好
S&P500クオリティ高配当インデックスの長期のパフォーマンスはS&P500のみならず、S&P500配当貴族指数やS&P500高配当指数などの米国高配当株関連の指数と比較しても相対的に良好な結果となっています。
特徴② 下落局面での下値抵抗力
ITバブル崩壊やリーマンショックなどの株価が大きく調整する局面でも、S&P500と比較して相対的に堅調な値動きで推移してきました。(=下値抵抗力を発揮)
また、年次リターンがプラスの年では、S&P500と同程度もしくはそれ以上の高いリターンを上げている年もあります。
特徴③ S&P500との業種分散
業種ウェイトは、生活必需品、エネルギー、資本財・サービスといった景気後退局面でも相対的に強いとされる比較的ディフェンシブな業種が上位となっています。既にS&P500指数に連動する投資信託をお持ちの方にとって次のステップの投資先としてもご活用いただけます。
【今回ご紹介した投資信託はこちら】
eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス