執筆者 カブヨム編集部
今回カブヨムでは6月株主優待権利確定銘柄の昨年の買い越し人数ランキングを紹介いたします。
6月のランキングでは、優待人気ランキング常連の外食企業が2銘柄ランクインしています。
一方で昨年コロナ禍の影響を大きく受けた銘柄もランキングに顔を出しています。
早速ランキングを見ていきましょう。
6月の株主優待ランキングを発表
ランキングの条件は以下になります。
上場全銘柄のうち6月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2020年5月28日から2020年6月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多順にランキング化
結果は以下のようになりました。
上位5位を順番に紹介します。
5位 GMOインターネット (9449)
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上場子会社9社を持つ総合インターネットグループです。
インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、仮想通貨事業を展開しています。
コロナ禍以降のDX需要を取り込み、業績は好調を維持しています。
株価は昨年の安値1,453円(2020/3/17)から一時3,760円(2021/2/15)まで上昇しましたが、足元ではやや一服感の見られる動きとなっております。
優待内容は自社グループに関連したインターネットサービスを提供しております。
4位 ツカダ・グローバルホールディング (2418)
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ゲストハウスウエディングを中心に行う同社は、ホテル事業を拡大しています。また、海外展開にも積極的です。
コロナ禍直撃で厳しい業績が続いていましたが、今期は黒字化の予想となっております。
優待内容はホテル インターコンチネンタル 東京ベイ等で利用可能なレストラン飲食割引券が贈呈されます。
3位 日本マクドナルドホールディングス (2702)
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子供から大人まで楽しめるハンバーガーチェーンのマクドナルドを国内で展開しています。
コロナ禍でもテイクアウト需要を捉え、好調を継続しています。
優待内容は店舗で利用可能な食事券です。
1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシートを6枚もらえます。
店舗数が多く、使い勝手が良いのも魅力の一つではないでしょうか。
2位 すかいらーくホールディングス (3197)
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「ガスト」や中華料理の「バーミヤン」、和食の「夢庵」などを展開するファミリーレストラン最大手です。
既存店の売り上げはコロナ禍で苦戦するものの、堅調な宅配需要を中心に持ち直しつつあります。
優待内容は店舗で利用可能な飲食代割引カードです。
コロナ禍で優待の減額を行っておりますが、いまだに魅力的な優待内容といえるかもしれません。
1位 アンジェス (4563)
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大阪大医学部、森下竜一教授が創業したバイオベンチャーになります。
コロナ禍以降、ワクチン開発で話題に上り、たびたび物色が向かいました。
今回のランキングで1位となりましたが、優待人気というよりはコロナ禍での物色が影響したのかもしれません。
優待内容は指定する商品に対する割引券がもらえます。
いかがでしょうか?
今回のランキングは人気の優待銘柄の他に、コロナ禍の影響が大きかった銘柄がランクインしているように見えます。
記事執筆中の2021年6月8日現在、首都圏ではまだ緊急事態宣言が継続していますが、ワクチン接種は進みつつあります。
優待での外食や旅行、レジャーなども以前のように楽しめるようになる日を心待ちにしています。
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2020年5月28日から2020年6月28日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち6月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2020年5月28日から2020年6月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄順にランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。