4月の株主優待ランキング発表!自粛ムードのなか、ささやかなお楽しみ。 4月の株主優待ランキング発表!自粛ムードのなか、ささやかなお楽しみ。

4月の株主優待ランキング発表!自粛ムードのなか、ささやかなお楽しみ。

4月は株主優待権利確定銘柄が多くはありません。しかし、今回のランキングには人気の飲料メーカーや寿司チェーンがランクインしました。記事執筆中の3/31現在では、新型コロナ感染拡大による自粛ムードが継続中で、鬱蒼とした雰囲気ですが、優待銘柄の楽しみで少しでも気分を晴らしていただきたいと思います。
また、優待内容だけでなく、業績推移や見通しをしっかり吟味すれば、長期的保有のために優待銘柄を買い付けるには現在の株価水準は良いタイミングになるのかもしれません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、4月期決算の上場会社が今期事業年度終了後3か月以内に定時株主総会を開催できなくなり、配当金や株主優待、その他の権利の基準日を事業年度末日から変更することとなった場合、変更後の権利付最終日において当該銘柄を保有していない場合は、配当その他の権利が付与されないこととなります。
投資家の皆様におかれましては、上場会社の定時株主総会の開催日程等によっては、そうした事象が生じる可能性がある旨を御留意いただきますようお願い申し上げます。
各上場会社の対応につきましては、証券会社では分かりかねますので、各上場会社の問い合わせ窓口へご連絡くださいませ。

それでは早速ランキングを見ていきましょう。
ランキングの条件は以下になります。
上場全銘柄のうち4月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2019年3月27日から2019年4月25日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化

5位 伊藤園 (2593)
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伊藤園 (2593)

茶葉製品や緑茶飲料の最大手になります。傘下にはコーヒーチェーンのタリーズコーヒーを抱えており、新型コロナ感染拡大が業績にどのような影響を与えるかは未知数であるものの、保存が効くペットボトル飲料などは買い溜めが一部起こった可能性もあります。株価も下落した後、3/31日現在では昨年12月の水準まで戻しています。
優待では、人気商品の詰合せを例年贈呈しております。美味しくて健康的な商品ばかりなのでカラダにも嬉しいです。

伊藤園 (2593)

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4位 アイ・ケイ・ケイ (2198)
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アイ・ケイ・ケイ (2198)

九州や北陸、東北、四国など、地方中核都市にゲストハウス型ウエディングを展開しています。
新型コロナ感染拡大を受け、結婚式等のイベントも自粛する向きが増えているようです。感染拡大が業績と無関係とは判断できないかもしれません。下落したのち、3/31現在では半値程度の戻りを達成しています。
優待内容はお菓子の詰合せや会場内にあるレストランでの食事券をご用意しております。世界が認めたフレンチの鉄人坂井宏行シェフのお店でも利用可能です。

アイ・ケイ・ケイ (2198)

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3位 くら寿司 (2695)
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くら寿司 (2695)

回転ずしチェーン「くら寿司」を展開しています。直近では昨年秋に発売した高級スイーツシリーズや単価の高い寿司が好調で客単価が上昇していました。
しかし今回自粛ムードを受けて、業績への影響も大きくなる可能性もあります。1日も早く、新型コロナウイルス感染が終息し、飲食店や小売店に賑わいが戻ることを願ってやみません。
優待内容は、店舗で利用できる食事券です。自粛ムードが緩和された後に、ご家族やご友人とお寿司を楽しんでみてはいかがでしょうか。

くら寿司 (2695)

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2位 ビジョナリーホールディングス (9263)
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ビジョナリーホールディングス (9263)

眼鏡小売りチェーンのメガネスーパーを運営する持株会社になります。既存店の売上は好調に推移していましたが、店舗改装費用がかさむことと、買収企業の「のれん代」の償却で減益予想でした。やはり今後自粛の影響が出る可能性がありえそうです。
優待内容は眼鏡お仕立て券などになります。

ビジョナリーホールディングス (9263)

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1位 ヤーマン (6630)
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ヤーマン (6630)

家庭用美容・健康家電の大手です。美顔器や痩身器具などを製造販売しています。化粧品も販売。通信販売や家電量販店での販売が中心ですが、従前よりインバウンド需要が減少、韓国での不買運動、香港の政情不安と厳しい環境が続いていました。今回の新型コロナショックを受け、インバンド需要は更なる減少をする可能性があります。また、自粛ムードも重しになる可能性もあるの為、業績の回復は先送りされるかもしれません。
優待内容は、自社直販Webサイト(ヤーマンオンラインストア)でご利用いただける株主優待割引券を進呈しています。

ヤーマン (6630)

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いかがでしょうか。
自粛ムードが継続中のではございますが、ささやかな楽しみとして優待銘柄を物色してみるくらいは許されるのではないかと思います。以前に比べて株価が下落している銘柄多いことも確かです。一方で今後の業績の推移が見通しづらい環境にあり、優待に関しても変更等される可能性も考慮するべきかもしれません。
ぜひ、銘柄をしっかり吟味いただき、自分好みの優待銘柄を選んでいただければ幸いです。

※この記事は個別株式を推奨するものではなく、019年3月27日から2019年4月25日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。

銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち4月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2019年3月27日から2019年4月25日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化

優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
各銘柄情報の内容につきましては、変更される場合もございます。情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。
権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。

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