2020年最初の株主優待ランキングの発表です。
1月は決算期の会社が多くありません。優待権利確定銘柄も31銘柄と、少ない月といえるでしょう。
そんな中でも今回発表する1月優待人気ランキングには優良銘柄が複数ランクインしていました。
ランキングの条件は以下になります。
上場全銘柄のうち1月が優待権利確定月の銘柄
上記の中から2018年12月26日から2019年1月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化したもの
早速5位からランキングを見ていきましょう。
5位 ネオジャパン(3921/T)
大手企業や中堅、官公庁向けにグループウエア開発・販売を行っています。パッケージ販売とクラウドサービスが2本柱です。
優待内容は下記の通り、クオカードです。
本業とは直接関係ない優待ですがクオカードを優待に設定している会社も多数あります。
4位 シーアールイー(3458/T)
物流施設の賃貸管理、開発、アセットマネジメントを手がけています。貸し出し面積は業界でトップクラス、首都圏地盤で大阪、福岡に展開しています。
会社予想では2期連続の減益から今期は増益に転じる予想になっています。株価も高値圏での推移になっています。業績好調な物流関連銘柄としても注目できそうです。
優待は5位のネオジャパン(3921/T)と同じく、本業とは直接関係のないクオカードを優待としています。
3位 ダイドーグループホールディングス(2590)
飲料売上の8割超が自販機販売で製品ではコーヒーが過半を占めます。子会社で医薬品関連事業も展開しています。
優待人気ランキングの常連銘柄。7月からは優待内容が変更になるようですのでダイドーホールディングホームページをご確認下さい。
業績のブレが小さい内需ディフェンシブ銘柄といえるでしょう。ベータ値も低く、指数の影響を受けにくい銘柄です。一方で自動販売機以外の販路を拡大することが課題といえるでしょう。
※同社の優待権利確定日は月末ではなく1月20日です。
今年は1月16日(木)が優待権利付き最終日になります。
2位 東京ドーム(9681/T)
巨人軍本拠地のドーム球場や遊園地、ホテル含む東京ドームシティの運営が柱です。その他にもホテル等を併営しています。
今期は増収増益での着地予想。来期も巨人軍の成績次第では業績が好調に推移する可能性も??
優待は下記の通り、チケットや優待券がもらえます。
すこし複雑な優待内容なので詳細は東京ドームホームページをご確認下さい。
1位 積水ハウス(1928/T)
住宅首位のメーカーです。鉄骨が主力ですが、木造やアパート、リフォームも強化しています。
昨年はネガティブなニュースもありましたが、業績は堅調に推移しています。
優待だけでなく配当も魅力的な企業です。
いかがでしたでしょうか。
1月の優待はお休みというイメージもあるかもしれませんが、意外と楽しみな銘柄がランクインしています。
そして2月3月は優待銘柄が増える月です。またの機会にカブヨムで銘柄をご紹介いたします。
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2018年12月26日から2019年1月権利付最終日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
上記画像はイメージです。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち1月が優待権利確定月の銘柄
上記の中から2018年12月26日から2019年1月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化したもの
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の取引所基準価格は、前日終値から1株当たりの予想配当金額分だけ理論上値下がりします。