だーいじょうぶよぉ。信用取引の仕組みをきちんと理解すれば怖くないわ。アタシが教えてあげる!
信用取引メリット1
なんてったって、証券会社に預けた委託保証金(担保のことよ)の約3倍の取引をすることができるのよ!レバレッジ効果で効率よく取引できるの。つまり、利益は約3倍、その代わり損失も約3倍になるから、リスク管理が大事よ。
信用取引メリット2
「空売り」ができることも大きなポイントね。株を買ってから売ること以外に、借りた株を売ってから買い戻すことができるのよ。株価が下落している時も利益を狙うことができるから、チャンスも増えるかしら。
信用取引メリット3
現金がなくても、株や投資信託が証券口座にあったら、それを担保にすることができるのよ!当分売るつもりがない株や投資信託はあるかしら?今ある資産を有効活用できちゃうなんていいわよね。
信用取引メリット5
1日に同じ銘柄の売買を繰り返せるのも魅力よ!現物株の取引で、買った株を売った後に、安くなったからってまた買おうとして買えなかった、なんてことなかったかしら?これを差金決済と言うんだけど、信用取引だったらこの禁止事項に該当しないのよ。
でもでも・・・
大好きなお散歩に行ってる時に株価が急落しちゃったら、大損しちゃうよね?リスク管理ってどうすればいいの?
できれば、損は小さく、儲けは大きくしたいんだけど・・
信用取引は損失を大きくしないための損切り(ストップロス)が大事
今ではどの証券会社も取り入れてすっかりメジャーになったけど、auカブコム証券が株で逆指値などの自動売買システムを最初に作った会社だって知ってたかしら?自製システムで豊富な発注機能を備えているのよ!どんな注文方法なのか、説明しちゃうわね!
損切り(ストップロス)は
「逆指値」か「W指値」って覚えるのよぉ~!
【逆指値】
普通だったら安く買って高く売りたいじゃない?でも逆指値は、逆の発想なのよ。
買建てしてるなら安い売り注文を、売建てしてるなら高い買い注文を出せる。株価が大幅に変動するような場面でも、逆指値を入れておけば知らないうちに損失が拡大しちゃうなんてことを防げるの。忙しくて相場を見張ってられない人にはピッタリな注文ね!
【W指値】
現在値を挟んで上下で「指値」と「逆指値」を同時に出せるのがW指値よ。
つまり、利益確定である指値注文と同時に、損切りである逆指値注文を併せて注文できるってわけ。相場を見ていない時に、損切りだけじゃなくて利益確定もセットしておきたい欲張りさんにピッタリじゃないかしら。
さらに高度な【トレーリングストップ】
ちょっと難しかったかしら?まだ余裕があるならコッチにも挑戦してみる?
トレーリングストップも、利益確定と損切りの両方を叶える注文方法よ。ただし、現在値から値幅を決めて、株価に合わせて逆指値を自動更新するから、利益を最大限狙ってトレンドが変わったら損切りしてくれる注文よ。詳しく説明するわね。
例えば、200円×1000株で20万円の買い建玉がある。トレーリングストップで「株価が高値-10円以下になったら売る」とセットしておく。株価はぐんぐん上昇して、200円が210円、220円と高値を更新!建玉も21万円、22万円となり含み益が!良い感じね。その後トレンドが変わって、220円が210円に下落。高値から-10円になったから、210円で売り注文。
損切りしたけど、でもどう?結果的には1万円のプラスよ!分かったかしら。トレーリング注文は、利益を追求しながら損切りできるの。
主要ネット証券各社の自動売買対応状況(株式注文の場合)
※ 2019年7月3日現在、当社調べ。
※ 他社において「条件合致時に発注されるのは成行のみ」「特定のツールからのみ」等の場合も○としています。
信用取引ってハイリスクで怖いイメージだなぁ。
ぼくみたいな知識がないわんこがやったら、大損しそう・・。