積立投資の魅力(副産物)とは!?
積立投資の魅力(副産物)
“積立投資”は「定期的かつ機械的」に投資を継続することで、“落ちてくるナイフ”に例えられることもある急落局面でも、市場の状況により自分の感情が一喜一憂することなく投資を続けられ、結果として冷静に“落ちてくるナイフ”を掴むことができるのが一つ目の魅力です。
実は“積立投資”にはもう二つ目の魅力(副産物)がございます。ここでは『毎回同じ金額を投資する方法』で実施する場合の、もう一つの魅力(副産物)について触れていきます。
“落ちてくるナイフ”を見て笑う
“落ちてくるナイフ”を見て笑う、つまり、市場が下落トレンドになったり、急落したりするときに笑うという意味ですが、どういうことでしょうか。これは市場が急落すると“積立投資”におけるもう一つの魅力(副産物)を享受できることで、悲観的になるところさえ思わず微笑んでしまうという現象を表しています。
- ・上記は指数を使用しています。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。
- ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
市場が下落トレンドになったときの二つ目の魅力(副産物)とは何でしょうか??
図1にある期間(1999年9月末~2019年8月末)の20年間に毎月同じ金額投資した場合、どんな魅力(副産物)が享受できるか以下のグラフで確認してみましょう。
- ・上記は指数を使用しています。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。
- ・購入口数=購入金額÷日経平均株価×10,000円。購入単価と購入口数を掛けて計算した金額が購入金額と完全には一致しません。また、購入時の手数料は考慮していません。購入金額は、毎月10,000円の一定金額です。・実際には日経平均株価を直接買付けすることはできません。
- ・上記はあくまでもシミュレーションであり、日経平均株価の推移を示唆するものではありません。・特定の投資対象が値上がり続ける場合、もしくは値下がり続ける場合には、購入時期を分散させることがマイナスに働くこともあります。
- ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。・表示桁未満の数値がある場合、四捨五入しています。
★積立投資の魅力(副産物)
⇒上記の例では、最終的に毎月投資した方が一括投資した場合より差額が大きくなっています。値下がり局面においては、価格が安い分たくさんの分量を買うことができるのです。まさにこれが魅力(副産物)と言えるのではないでしょうか。ただし、投資対象の値動き次第では不利になることもある点にご留意ください。
“落ちてくるナイフ”の切れ味
このように毎回同じ金額を投資すると、『“落ちてくるナイフ”の切れ味=二つ目の魅力(副産物)』を享受することが可能です。
当然、投資対象、市場環境や購入金額及び投資期間などさまざまな要因で結果は異なりますが、そのような違いを理解したうえで“積立投資”を始めるのは、資産形成に向けて着実な資産形成を実現するための第一歩になります。
【積立投資に関するご注意】
・積立投資は運用状況によっては投資元本を割り込むケースがあります。
・上記は他の資産でも同様の結果になることを示唆するものではありません。
・計測する期間が異なる場合は結果も異なる点にご注意ください。
◆本記事は、三菱UFJ国際投信株式会社による提供です。
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【本資料で使用している指数について】
日経平均株価(日経225)とは、東京証券取引所第一部上場銘柄のうち代表的な225銘柄を対象として日本経済新聞社により算出、公表される株価指数です。当指数は、増資・権利落ち等の市況とは無関係の株価変動要因を修正して連続性を持たせたもので、わが国の株式市場動向を継続的に捉える指標として、広く利用されています。
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