執筆者:カブヨム編集部
9月は多数の日本企業が決算を迎えます。
そのため、株主優待権利確定月の銘柄が多い月となっています。
今年の9月に株主優待の権利を確定する銘柄は、当社の優待検索サービスによると390銘柄でした。
そこで、9月の人気銘柄ランキング(買い越し人数ランキング)の中から、2回に分けてランキングをご紹介いたします。
第1回目の本記事では、割引券・ギフト券に関する銘柄をピックアップしてご紹介いたします。
ランキングの条件は以下になります。
- 東証プライム上場銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄のうち優待内容が割引券もしくはギフト券の銘柄をピックアップ
- 上記銘柄を2023年8月30日から2023年9月27日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング
結果は以下のようになりました。
順位 | コード | 銘柄名 | 株価 | 最低購入金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 9831 | ヤマダホールディングス | 441.2 | 44,120 |
2 | 8282 | ケーズホールディングス | 1499 | 149,900 |
3 | 4751 | サイバーエージェント | 1024 | 102,400 |
4 | 9882 | イエローハット | 2359 | 235,900 |
5 | 9041 | 近鉄グループホールディングス | 3449 | 344,900 |
6 | 8281 | ゼビオホールディングス | 1238 | 123,800 |
7 | 4958 | 長谷川香料 | 3010 | 301,000 |
8 | 4680 | ラウンドワン | 991 | 99,100 |
9 | 7510 | たけびし | 2372 | 237,200 |
10 | 9832 | オートバックスセブン | 1459.5 | 145,950 |
上位5銘柄を順番に紹介します。
5位 近鉄グループホールディングス(9041)
営業キロ数で国内最大の私鉄グループです。奈良と大阪が地盤で、百貨店や不動産、ホテルなど事業も多角的に展開しています。
それだけに株主優待も鉄道の乗車券にとどまらず、ホテル宿泊優待券やレジャー施設の優待券など数多く展開しており、好きな優待を選べるのが人気の理由の一つと言えるでしょう。
4位 イエローハット(9882)
全国で車用品の販売、車検やオイル交換のメンテナンス業など、車に関するサービスを提供しているカー用品販売2位の企業です。優待内容は、各店舗で利用できる買物割引券が株数に応じて受け取れます。
3位 サイバーエージェント(4751)
インターネット広告代理業が中核ビジネスですが、スマホゲーム子会社13社あり開発・運営や、ネットテレビ局「アベマ」などインターネット関連事業を幅広く展開しています。
優待内容は「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポンが株数に応じて受け取れます。
2位 ケーズホールディングス(8282)
北関東発祥で茨城県水戸市に本社を置く家電量販店チェーンを展開する企業です。
優待内容は優待券(1,000円)を保有株数によって受け取れます。長期保有条件により追加で優待券が受け取れる内容になっています。
1位 ヤマダホールディングス(9831)
家電販売業界の最大手で、全都道府県に店舗を展開しています。M&Aで注文住宅も業界上位に。猛暑でエアコンの販売伸長、リフォームも着実です。
優待内容は、優待割引券となっています。
いかがでしょうか。
その他にも魅力的な優待の権利確定が多数の9月。
ぜひお気に入りの優待銘柄を見つけてみてください。
カブヨム編集部
以下にアクセスするにはログインが必要です。
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2023年8月30日から2023年9月27日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
- 東証プライム上場銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄のうち優待内容が割引券もしくはギフト券の銘柄をピックアップ
- 上記銘柄を2023年8月30日から2023年9月27日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
各銘柄情報の内容につきましては、変更される場合もございます。情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。
権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。