暴風雨で車に被害が! 自動車保険からの補償は? 暴風雨で車に被害が! 自動車保険からの補償は?

暴風雨で車に被害が! 自動車保険からの補償は?

冠水した道路で浸水! 暴風で横倒し! 車にもリスクが

台風や前線などによる暴風雨では、車に被害が及ぶこともあります。台風が近づいているときは、気象情報や注意報をこまめにチェックするのはもちろんのこと、車での外出は控える心構えも必要でしょう。

一般的に、1時間に30ミリ以上の雨で道路が川のようになり、80ミリ以上の雨では周囲が水しぶきで白くかすんで視界が悪くなります(※)。道路の冠水は、見た目では深さはわかりませんから、うっかり走行すると浸水して立ち往生する可能性もあります。

また、秒速20メートル以上の強風になると、通常の速度での車の運転は困難となり、30メートル以上では走行中のトラックが横転するほどの勢いです(※)。乗用車でも、車高の高いタイプなら、同様に横転するリスクがあるでしょう。

また、自宅の車庫に車を置いてあったとしても、豪雨で浸水したり、暴風でモノが飛んできて車が破損することも考えられます。

もしも、暴風雨で車に損害を受けたとき、自動車保険からの補償はあるのでしょうか。

※参考:気象庁リーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」

大切な愛車、災害で損害を受けたときの補償は?

豪雨や暴風などで車が受けた損害は、自動車保険に「車両保険」を付けていれば補償されますので、保険金で車の修理などが可能です。車両保険には、一般タイプと補償を絞り込んだ限定タイプの2つがありますが、どちらでも補償されます。

受け取れる保険金は、修理費から免責金額(保険を使うときの自己負担額)を引いた金額です。もしも、修理費が保険金額を超えるときは「全損」扱いになるので、免責金額で設定した額は引かれず、保険金額の全額を受け取れます。

車両保険からの補償の例

とはいえ、車両保険は保険料が高めなので、入るかどうか迷うかもしれませんね。「多少の傷やへこみは自費で直してもいい」「災害で全損になったときの補償を重視したい」という人は、免責金額を高めに設定して契約すれば、保険料を抑えられます。

地震による津波で車が受けた損害は、車両保険では補償されません。ただし、保険会社の中には「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金」などの名称で、特約を用意しているところもあります。津波被害も心配な場合には検討してみましょう。

地球温暖化が進み、自然災害による車の損傷リスクは高まっています。車の修理費から家計を守るための車両保険は、これからは必須のものになるかもしれません。車両保険の追加など自動車保険の補償の確認をしてみてください。

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