2月・8月は小売業での決算多い月です。今回のランキングでも小売業が多数ランクインしました。年間でも通して人気の高い銘柄が多く、注目のランキングです。
ランキングの条件は以下になります。
上場全銘柄のうち2月が優待権利確定月の銘柄
上記の中から2019年1月29日から2019年2月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化したもの
早速5位からランキングを見ていきましょう。
5位 アークス(9948)
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北海道で最大の食品スーパーグループです。東北にも展開しており、青森、岩手でもトップです。足元では人件費や物流費の高騰があり、減益となっています。成長性には乏しいですが、株価が下落していることもあり、割安感があります。
優待は「自社グループ商品券」または「全国共通ギフト券」または「りんご」または「りんごジュース」と「カタログギフト」です。北海道や東北に住んでいないひとも楽しめる優待内容になっています。
4位 ウエルシアホールディングス (3141)
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イオン系のドラッグチェーン大手です。ドラッグストアに調剤薬局の併設を進めており、利益率が上昇しています。業績も好調で株価も堅調な推移となっています。
優待の内容は「自社グループ買物券」または「新潟県産コシヒカリ新米」または「カタログギフト」または「Tポイントのポイント付与」と、こちらも近くにウエルシアが無くても楽しめる優待内容になっています。
3位 ビックカメラ (3048)
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家電量販店大手で首都圏のターミナル駅等に店舗展開しています。傘下にソフマップやコジマも加わっています。消費増税前の駆け込み需要もあり、足元では好調な業績の推移です。
優待内容は自社店舗で使える買物優待券で、店舗に行くことが難しい方は使いにくい優待かもしれません。
2位 イオン (8267)
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国内小売2位の大手総合スーパーです。次に紹介するイオンモールもイオン系になり、ショッピングモールや金融、不動産など幅広く店舗展開をしています。また、アジアを中心に海外展開も進めています。
優待内容はポイント還元のオーナーズカードと自社ギフトカードになります。
こちらも近くに店舗がない場合使いにくい優待ですが、店舗数が多く、広い地域をカバーしていることが特徴です。
1位 イオンモール (8905)
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2位にランクインしたイオンの子会社のショッピングセンター開発会社になります。中国や東南アジアの商業施設が延びており、売上を伸ばしています。優待内容は「イオンギフトカード」または「カタログギフト」です。使い勝手がよく、比較的高い優待還元内容で1位ランクインしました。
いかがでしたでしょうか。
2月は小売のランクインが目立ちました。1位のイオンモール (8905)も業種は不動産業ですが、小売のイオンの子会社であり、小売が席巻したランキングといえるでしょう。
地域によっては店舗がない会社もあり、誰にでも良い優待とはいえないかもしれないですが、日ごろ利用している店舗であればメリットは大きいのではないでしょうか。
このランキングを参考に自分にあう優待株を探して頂ければ幸いです。
3月も優待権利確定月の銘柄がたくさんあります。次回のランキングもお待ちいただければ思います。
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2019年1月29日から2019年2月権利付最終日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
上記画像はイメージです。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち1月が優待権利確定月の銘柄
上記の中から2019年1月29日から2019年2月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化したもの
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の取引所基準価格は、前日終値から1株当たりの予想配当金額分だけ理論上値下がりします。