アレクサは何ができる?
Amazonが開発したAIアシスタントのアレクサは、音声だけでさまざまな機能が利用できるとして話題です。そこで、アレクサには具体的に何ができるのか、どういった点が便利なのかについて紹介します。
情報収集
アレクサは、声をかけるだけでさまざまなジャンルの情報を収集することができます。たとえば、「今日のニュースを教えて」と声をかければ、その日のニューストピックを読み上げてくれます。同じように、天気予報やイベント情報など、その時知りたいことをアレクサに聞けばすぐに必要な情報を提供してくれるのです。
家電の操作
家電の操作も、アレクサに一声かけるだけで可能となります。たとえば、帰宅時や就寝時などにアレクサに声をかければ、照明器具を付けたり消したりできます。テレビのチャンネルの操作も可能です。音声を使って操作するためには、アレクサに対応する家電が必要になります。しかし、スマートリモコンやスマートコンセントを使えば利用可能となるので、わざわざアレクサ対応の家電に買い替えなければならないわけではありません。
押さえておきたいアレクサの話題
アレクサは、その利便性から家庭のみならず企業でも活用する動きが見られます。一方で、アレクサの利用にはリスクもあります。アレクサを使う際には、リスクについても把握しておくことが必要です。
宅配便の利便性が向上
アレクサは、ヤマト運輸と連携し、アレクサ搭載デバイスから配達物の予定を確認できるサービスを開始しました。これにより、宅配便の利用がより便利になっています。このサービスは無料で利用でき、ヤマト運輸を利用した際に、自宅に届く荷物について声で確認したり受取日時の変更をしたりすることが可能です。たとえば、「アレクサ、ヤマト運輸をひらいて」と声をかけるだけで、配達される荷物の到着予定時刻を教えてくれます。日時を変更する際も、これまでのように文字で打ち込む必要がなく、声で発するだけなので便利です。
ハッキングリスクと発話の問題点
アレクサはインターネットとつながっているため、ハッキングの可能性を否定できません。ハッキングによりお金を盗まれるなどのリスクがあることは考慮に入れておくべきでしょう。また、アレクサは、人間のさまざまなタイプの会話に対応するために、ネット上で見つけられる全ての事象を模倣しようとします。そのため、過激な言葉遣いなど利用者の気分を害するような不適切な発話があったことが確認されています。このことは、アレクサがそれだけ優秀である、ということにはなりますが、今後は不適切な発話を控える機能が求められるでしょう。
生活利便性の向上にアレクサは必須!
対話形式で情報の収集や変更、家電の操作ができるアレクサのようなAIアシスタントは、今後ますます普及することが予想されています。使いやすく便利なAIアシスタントは、上手く利用すれば日常生活の質をさらに向上させてくれるでしょう。そのためには、リスクとその対策もきちんと認識したうえで賢く利用することが大切です。
また、当社でもカブドットコム証券の各種コンテンツを音声にてお客様に提供する『カブコム for Alexa』をご用意しております。当社に口座をお持ちでないお客様でもお気軽にご利用いただけます。
※この記事は2019年8月時点の内容です。実際のサービスの詳細や最新情報は、各サービスのホームページでご確認ください。
ヤマト運輸のホームページ
Alexaと連携して荷物の確認や受け取り日時を変更できる
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/campaign/renkei/alexa/
アマゾンのホームページ
Alexaとできること
https://www.amazon.co.jp/meet-alexa/b?ie=UTF8&node=5485773051
カブコム for Alexa
https://kabu.com/tool/alexa/default.html