SNSで情報を得る場合に気をつけること
情報を集める場合、SNSを利用すると効率的に情報収集できるため便利です。ただし、SNSで情報を得る場合には注意すべき点が4つあります。1つ目は、SNSに書かれている情報はすべて正しい情報だとは限らないことです。書かれていることを鵜呑みにせず、元になっている情報源を確認するなど慎重に情報の真偽を判断しましょう。2つ目は、詐欺の誘導も投稿のなかには混じっていることです。不用意にリンクをクリックした結果、詐欺サイトに誘導されていたというケースも珍しくありません。
3つ目は、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺です。こういったタイプの詐欺では、短縮URLが使用されているケースが多いため注意しましょう。4つ目は、他人の投稿を無断で転載する場合は、必ず投稿者の許可を取ることです。ネット上での転載は著作権上の公衆送信にあたり、原則として元の投稿者の許可がない限り著作権法違反になる可能性があります。知らない間に法律違反をしないように注意しましょう。
SNSで情報を発信する場合に気をつけること
ネットとSNSサービスが普及したことによって、個人がネット上で情報発信を簡単にできるようになりました。ただし、発信する場合には、気をつけるべきことが6つあります。1つ目は、写真を投稿する場合に、位置情報が付かないようにすることです。位置情報があると、場所が特定されて個人の特定につながってしまう可能性があります。特にスマホで撮った写真を掲載する場合は注意しましょう。2つ目は、写真にタグ付けする場合に、相手の了承を得ることです。無断でのタグ付けはやめましょう。
3つ目は、個人特定につながる情報をアップしないことです。たとえば、最寄り駅や学校名などは避けたほうがよいでしょう。4つ目は、誹謗中傷などの悪意ある書き込みをしないことです。5つ目としては、誤解を招く書き込みを避けることがあげられます。6つ目は、匿名のアカウントであっても、誹謗中傷が発生すると本人情報がつきとめられ開示される可能性があることです。SNSで情報収集する場合よりも、発信する場合のほうが、より注意すべき点が増えます。リスクをよく理解して発信するようにしましょう。
SNSは注意点を意識して利用しよう!
とても便利で利用価値のあるSNSですが、使用するにあたっては、さまざまなことに注意する必要があります。この記事で紹介したSNSでの情報収集や情報発信に関する注意点をよく理解したうえで、SNSをうまく活用しましょう。「カブヨム」では、他にもさまざまな情報が掲載されています。ぜひ読んでみてください。