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【重要】先物・オプション証拠金計算方式の変更について

このたび日本証券クリアリング機構(以下、JSCC)において、2023年11月6日(月)より、先物・オプションの証拠金計算方式が「SPAN方式」から「VaR方式」に変更する運びとなりました。当社における変更内容は下記となります。

VaR方式とは

VaR方式とは、Value at Risk方式の略であり、特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額を計算する方法です。

VaR方式になったら変わること

▼VaR方式になったら変わること
変更点 現行(SPAN方式) VaR方式
  • 売りと買いの証拠金額の違い
売りと買いで同じ金額 売りと買いで異なる金額
  • 限月ごとの証拠金額の違い
原則どの限月も同じ金額 限月により異なる金額
  • 証拠金計算パラメーターの更新・公表頻度
毎週最終営業日
18:00頃
毎営業日
15:45~16:00頃
  • 証拠金計算パラメーターの適用タイミング
公表翌週の日中取引終了後より 公表当日の日中取引終了後に適用
  • 証拠金参考用ファイルの掲載タイミング
- 毎営業日
16:15頃

▼先物取引の必要証拠金がオプション取引と同様、日々変動します

VaR方式により先物取引における必要証拠金は毎営業日15:45~16:00頃にJSCCが公表する証拠金計算パラメーターにより更新され、当日日中取引終了後の建玉に即時反映し、値洗い処理(追証判定)が実施されます。オプション取引と同様、必要証拠金が日々変動いたしますので、日中取引終了時点で受入証拠金が必要証拠金を上回っていても、上記の証拠金の見直しにより受入証拠金が必要証拠金を下回り追加証拠金(追証)が発生することもありますので、証拠金に余裕をもったお取引をお願いいたします。

取引画面に表示する必要証拠金の変更

取引画面に表示する必要証拠金の表示についての変更は下記となります。

▼PCブラウザ版

先物新規建玉
1枚あたりの売り必要証拠金、買い必要証拠金を併記する形で表示します。

証拠金シミュレーター
スパン証拠金をVaR証拠金に置き換え、
1枚あたりの売り必要証拠金、買い必要証拠金を併記する形で表示します。

▼新スマート版/auカブコム証券アプリ

先物新規建玉
1枚あたりの売り必要証拠金、買い必要証拠金を併記する形で表示します。

▼kabuステーション®

先物新規発注ダイアログ
売買の選択に応じて1枚あたりの必要証拠金を表示します。

フル板
売買の選択に応じて1枚あたりの必要証拠金を表示します。

発注パネル
売買の選択に応じて1枚あたりの必要証拠金を表示します。

▼kabuステアプリ

先物新規注文
売買の選択に応じて1枚あたりの必要証拠金を表示します。

先物板発注
1枚あたりの売り必要証拠金、買い必要証拠金を併記する形で表示します。

先物2WAY注文
1枚あたりの売り必要証拠金、買い必要証拠金を併記する形で表示します。

  • 画面はすべて開発中のものとなります。

両建取引拘束金の変更

VaR方式への変更に伴い、先物・オプション取引の両建取引拘束金のルールを下記の通り一本化します。

銘柄ごとの両建て枚数×各銘柄1枚分の必要証拠金の半分

  • 両建て枚数は買い建玉1枚、売り建玉1枚をセットで両建て1枚とカウントします。
  • 異なる限月の組み合わせは両建て拘束の対象ではありません。

両建取引拘束金の詳細は当社ウェブサイト「先物・オプション取引 両建取引拘束金について」をご参照ください。(11月2日更新予定)

11月6日(月)のお取引について

▼VaR方式への変更タイミング
日中取引 値洗い処理
(追証判定)
夜間取引
11月2日(木) SPAN方式 SPAN方式 SPAN方式
11月3日(金) 休業日(祝日取引実績なし)
11月4日(土) 休業日
11月5日(日) 休業日
11月6日(月) SPAN方式 VaR方式 VaR方式
11月7日(火) VaR方式 VaR方式 VaR方式

現行のSPAN方式による証拠金計算は11月6日(月)日中取引終了まで継続いたします。

同日の日中取引終了後に行われる値洗い処理(追証判定)からVaR方式に変更され、値洗い処理(追証判定)が行われる形となります。

11月6日(月)以前より保有している建玉に対しても、かかる必要証拠金はVaR方式により計算されるため、保有建玉の増減がなくとも受入証拠金が必要証拠金を下回ることも考えられますので、証拠金に余裕をもったお取引をお願いいたします。

Q&A

Question先物・オプション取引のVaR方式での日々の必要証拠金はどこで確認できますか?

Answer

JSCCウェブサイトの「銘柄別VaR証拠金額ファイル(1枚あたり証拠金額ファイル)」にて日々公開されております。当社においては11月6日(月)以降、取引画面にてご確認いただけるようになります。

QuestionJSCCウェブサイトのVaR方式での日々の必要証拠金を確認したが、記載内容が英語でよく分からなかったので、分かり易い形にしてほしい。

Answer

当社取扱商品に限りますが、コード体系は下記となります。例えば、日経225miniの2023年12月限の必要証拠金を確認されたい場合は、Product Codeは「NK225MF」、Product Typeは「Future」、Contract Monthは「202312」のMargin for 1 Short(売り必要証拠金)、Margin for 1 Long(買い必要証拠金)の数値をご確認いただく形となります。

▼早見表
商品 Product Code Product Type Put/Call Contract Month Strike Price Margin for 1 Short Margin for 1 Long
日経225先物 NK225F Future - 限月
(YYYYMM)
- 売り必要証拠金 買い必要証拠金
日経225mini NK225MF
日経225マイクロ先物 NK225MCF
TOPIX先物 TOPIXF
ミニTOPIX先物 TOPIXMF
東証マザーズ指数先物 MOTF
東証REIT指数先物 REITF
JPX日経400先物 JN400F
TOPIX Core30先物 TPX30F
日経VI先物 NKVIF
NYダウ先物 DJIAF
日経225オプション NK225E Option Put/Call 権利行使価格 -
日経225ミニオプション NK225W1 限週
(YYYYMMW)
NK225W2
NK225W3
NK225W4

QuestionVaR方式にはHS-VaR方式とAS-VaR方式があるが、auカブコム証券ではどちらの方式ですか?

Answer

当社取扱商品はすべて「HS-VaR方式」となります。

QuestionVaR方式はSPAN方式と同様、リスク相殺はありますか?

Answer

あります。例えば、日経225miniを買い建て、ミニTOPIX先物を売り建てた場合、それぞれのリスクを相殺する形で、必要証拠金が計算されます。

Question先物・オプションでポートフォリオを組んで、現行のSPAN方式とVaR方式の必要証拠金を対比して確認したい。

Answer

JSCCにてご用意されたWeb試算環境にて、ご確認いただくことができます。詳細はJSCCウェブサイトの「Web試算環境について」をご確認ください。

QuestionWeb試算環境「OpenGamma」の使用方法を教えてください。

Answer

Web試算環境「OpenGamma」へのアクセスについてはJSCCウェブサイト掲載のユーザーガイドをご参照ください。アクセス後の画面については下記をご参照ください。


  • 商品選択
    • 「Equity」を押下してください。
    • プルダウンで「ETD」が表示されるので、先物「Future」/「Option」を選択してください。

  • 建玉入力
    • EXG:商品を選択してください。(選択する商品は上記早見表をご参照ください)
    • Expiry:限月/限週を選択してください。
    • Drection:売り「Short」/買い「Long」を選択してください。
    • Quantity:数量を入力してください。(デフォルトは100枚)
    • CCP:「Compare」を選択してください。
  • 証拠金計算
    • ②が完了しましたら、このボタンを押下してください。
  • 計算結果
    • ②の内容に基づき、VaR証拠金とSPAN証拠金が表示されます。

QuestionSPAN方式からVaR方式への変更に伴い、デルタやガンマ、セータ、ベガの計算方法は変更となりますか?

Answer

変更ありません。デルタやガンマ、セータ、ベガの計算方法は従来通りとなります。

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