日本円の金利に比べ外国通貨の金利が高いこと等により、
円の価値が相対的に低下していることに世間の注目が集まっています。
金融機関によって差はありますが、銀行預金の金利は0.025%~0.1%ほど。
100万円を1年間預金していた場合、増える金額は250円~1,000円程度です。
そんな中でご紹介したいのが、
FXのスワップポイントです。
スワップポイントとは、取引する2通貨の金利差を元に得られる利益で、高い金利の通貨を買って、低い金利の通貨を売っている場合に付与されます。
スワップポイントの特長は、取引を繰り返す必要がないことです。スワップポイントは、取引する通貨間の金利差に基づいて得られる収益であるため、売り買いを繰り返す必要はありません。外貨預金のように外貨を保有し続けることによって金利を元にした利益が得られます。
FXには自己資金よりも大きい金額の取引を行える「レバレッジ」という仕組みがあります。資金効率よく運用できることがFXにおけるスワップポイントのメリットです。
※スワップポイントの値および為替レートは参考値です。
※最新のスワップポイントおよび為替レート等はお取引画面でご確認ください。
※国の情勢によっては、プラスのスワップポイントだったものがマイナスに、マイナスのスワップポイントがプラスに転じる場合があります。
※保有している通貨の為替レートの下落により、スワップポイントによる利益と比べ、為替レートの変動による損失が大きくなる可能性があります。また、米ドル等のメジャー通貨に比べ、南アフリカランド等の高金利な新興国通貨は為替変動リスクが高い側面がございますので、各国の政治情勢や経済情勢をニュース等でチェックしながら慎重にお取引ください。
※上記は、スワップポイントに変動がなかった場合の計算結果です(1週間=7日、1ヶ月=30日、1年=365日で計算)。
※スワップポイントは日々変動します。常に一定の金額の受渡があるわけではありません。
スワップポイント運用は、ある通貨を売り、ある通貨を買った状態で運用を行います。
買っている通貨の為替レートが下落した場合、例えばメキシコペソ/円の買いポジションでスワップポイントの運用をしている際、メキシコペソ安・日本円高になった時には為替差損が発生します。
FXには必要証拠金を一定の水準以上割り込んで含み損が発生した場合に、ポジションを強制的に決済する「ロスカット」という仕組みがあります。
auカブコムFXでは、口座の時価評価額が必要証拠金の75%を下回ると自動ロスカットが発動し、全未約定注文が取消され全てのポジションが強制的に決済されます。
ロスカットの発生を避けるためには、FX口座に多めに証拠金を入れておく、もしくは、取引数量を減らすことが必要です。
スワップポイントは全通貨ペアで発生しますが、通貨ペアの中には、特にスワップポイント運用で人気の高い通貨ペアがあります。
スワップポイントの原資は取引する通貨ペアの金利差であるため、低金利の日本と高金利の新興国の通貨ペアなどが人気です。
※米ドル等のメジャー通貨に比べ、南アフリカランド等の高金利な新興国通貨は為替変動リスクが高い側面がございますので、各国の政治情勢や経済情勢をニュース等でチェックしながら慎重にお取引ください。
スワップポイント
運用までの手順
「FXアプリ(スマホ・PC)」のメニューから「入金」または「振替」を選択
証券口座からFX口座へ資金を振替
スマホ画面
PC画面
PC
「FXアプリ(スマホ・PC)」の取引画面から「通貨ペア・取引数量」等を選択して発注
保有ポジションを翌日まで持ち越すとスワップポイントが付与されます
付与されたスワップポイントは「建玉」画面でご確認ください
スマホ画面
PC画面
スワップポイントの過去実績を確認することで、
今後のスワップポイント付与金額の目安や、売りと買いどちらでスワップポイントが
付与されているかについてご確認いただけます。
スワップポイント過去実績
確認画面
スワップポイント過去実績
確認画面
スワップポイントは、ニューヨーククローズ(取引終了時刻:日本時間 午前6時50分/夏時間 午前5時50分)をまたいで、「翌日」までポジションを持ち越した時点で発生します。
「翌日持ち越し」の基準は日本時間0時ではありませんのでお気を付けください。
水曜から木曜への持越し(木曜早朝の持越し)には、為替市場における金、土、日の3日分に対応するため水曜から木曜へポジションを持越すとスワップポイントは3日分付与されます。
なお、スワップポイント付与日数に関しては海外の祝日がある場合に変則的になります。
FXでは、保有している株式・投資信託(一般型)を
FXの証拠金として活用できる代用有価証券を利用することが可能です。
株式・投資信託(一般型)を評価額の70%換算でFXの証拠金として活用することができます。
株主優待や配当を受け取りながらFXでの利益も狙うことができるため、お手持ちの資産を最大限投資に活用いただけます!
※スワップポイントは、「高金利通貨買い・低金利通貨売り」の場合は受取り、「高金利通貨売り・低金利通貨買い」の場合は支払いになります。
※担保に充当している株式・投信の評価額が下がった場合には追加入金が必要となります。
NISA口座保有の株式・投資信託は対象外です。
担保にできる投資信託は一般型(分配金受取コース)です。
累投型は担保にできません。
※担保に充当している株式・投信の評価額が下がった場合やFX取引で評価損が発生した場合には追加入金が必要となります。
また、FX証拠金代用は、代用のままではご売却いただけません。一度保護預りにお戻しのうえ、ご売却ください。証拠金残高不足が発生する場合は保護預りへ戻せません。他の代用銘柄もしくは証拠金現金の差し入れが必要です。