FXのメリットとリスク

価格変動リスク

FXにおいては、予想と同じ方向に相場が動けば利益が出ます。しかし、予想と反対方向に動いた場合には、損失が発生します。場合によっては、預け入れた証拠金の額以上の損失が発生するケースもあります。特にレバレッジの倍率を高くした状態で取引する場合は、わずかな価格変動でも大きな損失を被る可能性があります。

信用リスク

FXは、FX提供会社とお客さまの相対取引のため、取引の相手方となるFX提供会社やカバー取引先の信用状況（業務または財産の状況）によっては、お客さまに損失が生じる場合もあります。

ロスカットルールのリスク

ロスカットは損失を防ぐメリットがある反面、証拠金維持率が一定水準以下になるとロスカットを強制的に発動（決済）してしまうため、これから利益が出るだろうと予想している取引も終了するデメリットがあります。倍率の高いレバレッジを効かせることで利益を見込める取引がある場合は、ロスカットを起こさないように余裕をもった自己資金を口座に入金しておく必要があります。

流動性リスク

主要国の祝日や市場のクローズ間際・週明けの市場オープンにおける取引など、あるいは経済情勢・自然災害・時間や時期などの原因で流動性が低下した場合は、為替レートが提供されなくなったり注文が成立するまでに時間がかかることがあります。急激に変動した場合はスプレッドの幅が広がる傾向にあるため、取引の際は流動性のリスクについても意識しておきましょう。

コンスタントに利益を出し続けるためには、上記の4つのリスクをコントロールすることが重要です。FXで取引を始める前にこれらのリスクへの理解を深め、余裕をもった自己資金でFXを行いましょう。