auカブコム証券が2019年12月16日約定分より信用取引の取引手数料を撤廃し、同時に導入した品受/品渡しに関する事務手続き料が話題になっています。
しかし、そもそも品受/品渡しってなに?と思っている方も多いかもしれません。そこで今回は信用取引の決済方法を改めてご説明したいと思います。

信用取引の決済方法は2通りある

信用取引は、証券会社から資金・株式等を借りて取引します。この取引を決済(精算)する方法は以下の2通りの方法があります。

1.反対売買による差金決済

買建の場合には売返済、売建の場合には買返済をすることによって、それらの差金で決済する方法です。
買建の場合は
売却金額-買建金額=損益
売建の場合は
売建て金額-買戻し金額=損益
となります。

2.現物決済による方法(品受/品渡)

買建の場合には品受(現金を支払って決済し、現物株式を取得すること)、売建の場合には品渡(建玉と同じ株券を差し入れて、売付代金を受け取ること)をすることによって決済する方法です。
買建の場合は買建てた際の約定金額を支払います。
売建の場合は保有している株式を返済に充て、売建てた際の約定金額を受け取ります。

反対売買による差金決済

信用取引で売買を行う場合にはいずれかの方法での決済が必要になります。
auカブコム証券では反対売買による差金決済の手数料は無料です。一方で現物決済による方法(品受/品渡)には新たに事務手続き料を導入しました。
では一般的にはどちらの決済方法がより利用されているのでしょうか?
下表は過去1年間にカブコムで行われた信用取引の決済方法の内訳です。

決済方法の比率

過去1年間では反対売買による差金決済が行われた割合が多いことが分かります。
今後は、信用取引の取引手数料が無料になったことにより、より低コストでの取引が可能になりそうです。
一方で保有期間が長期には渡る場合にはその他の費用(買方金利や貸株料)等にも注意が必要です。
併せて下記の記事もご覧下さい。

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