投資情報室

旬なテーマを深堀り♪ 再び関心高まる! JPX日経400先物上場へ

(木)
投資情報室 藤井明代

 今年1月に算出が始まったJPX日経インデックス400。この指数はROE(自己資本利益率)を選定評価の1つとしている。海外投資家がROEを重要視していることから、今年初めにも注目が集まったことは記憶に新しい。その後、4月にはGPIFが、そして11月19日には日銀の買い入れ対象にJPX日経400に連動するETFの追加を決めたと発表した。そして、来週11月25日から先物取引が始まることもあり、再び関心が高まっている。
 実際のパフォーマンスはどのようになっているか比較チャートを見ていく。

           【日経平均とJPX日経400相対比較チャート】

日経平均とJPX日経400相対比較チャート

 JPX日経400が算出を開始した今年初めから日経平均と比較すると、特に上昇局面において高パフォーマンスを上げていることが分かる。10月31日に日銀による追加緩和が発表され、市場が乱高下した局面ではオプション絡みの225先物の売買が活発になり、日経平均のパフォーマンスが上回る場面もあったが、市場が落ち着きを取り戻せば再び個別銘柄選定が進み、この指数が注目されそうだ。さらに先物取引が始まれば、先物を使ったヘッジ取引が可能となり、今までよりも取引の幅が広がる。また、流動性が高まることで海外投資家の目も向きやすくなる。
 GPIFや日銀がどれだけこの指数に連動するETFを買い入れるかは不明だが、同じく連動するETF(1591など)を持っておくのも一考だろう。個別に狙っていくには、指数に占めるウエイトが高い銘柄をチェックしていきたい。

           【JPX日経400に占めるウエイトが高い銘柄】

JPX日経400に占める高ウエイト銘柄

  上記銘柄はどれも日経平均にも採用されている銘柄である。また、8月に発表された銘柄入替えで新規採用され、かつ日経平均にも採用されている銘柄では、ミネベア(6479)、OKI(6703)、横河電機(6841)、カシオ計算機(6952)、マツダ( 7261 )などが挙げられる。
 今後も自社株買いなどで株主還元に積極的な企業が注目され、個別銘柄のROE評価選定は進むと見られる。JPX日経400は長期的にも投資対象として有望と言えそうだ。

ご注意

  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスは、情報の提供を目的としており、特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等を行うものではありません。
  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスの内容の正確性および信頼性等については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報およびサービスに基づいて被ったいかなる損害についても、当社および情報提供者は一切の責任を負いかねます。
  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスに関する著作権を含む一切の権利は、カブドットコム証券株式会社に帰属しており、理由の如何を問わず無断での配信、複製、転載、転送および改ざん等を禁止します。
  • 資産運用に関するあらゆる最終決定は、お客さまご自身のご判断とご責任で行ってください。

藤井明代

カブドットコム証券 投資情報室 投資アナリスト

東京都出身。大手ネット金融グループを経て、2013年10月よりカブドットコム証券。
売買手法や相場解説などを初心者の方にも分かりやすく解説することに定評あり。株主優待にも詳しく、マルチスキルを持つメンバーとして人気上昇中。