投資情報室

旬なテーマを深堀り♪日本は着実に観光立国へ

(木)
投資情報室 藤井明代

 日本政府観光局(JNTO)は22日、2014年9月の訪日外客数の推計を発表した。結果は109万9千人と前年同月比26.8%増、9月の過去最高を記録した。また、2014年の1~9月の総数でも前年の伸率26.0%増と急速に訪日外客数が増えている。
 政府は2020年までに訪日外客数2000万人を目指し、様々な施策をとっている。プロモーション拡大、ビザの緩和、新免税制度など、今後も観光立国へ向けて新たな施策がとられ、関連銘柄も拡がりを見せるはずである。まずは訪日外客数の推移から見ていく。

           【訪日外客数推移】

訪日外客数推移

 訪日外客数は2011年3月を底に右肩上がり。発表されているデータの詳細からはアジアの観光客に注目したい。 アジアからの観光客は2005年に69%であった比率が2014年6月分までのデータで80%まで上昇。2020年の東京オリンピックへ向け、世界中からの観光客が増加することも考慮に入れた上ではあるが、今後はアジア観光客向けの戦略が消費やサービス売上げ獲得に非常に重要だ。アジア観光客に人気が高い商品は家電製品、高級ブランドなど。その他、10月より免税対象品目が消耗品にも拡大し、薬局や化粧品メーカーにとっても追い風になる。

           【主要関連銘柄 日経平均比較チャート】

訪日外客数推移

 上記チャートから主要関連銘柄がすでに日経平均を大きく上回るパフォーマンスを上げていることが確認できる。 2020年を目処に中・長期での投資戦略に訪日外客関連銘柄は有望である。相場が調整した局面で関連銘柄を狙いたい。

           【関連銘柄】

訪日外客数推移

 2020年まで残り5年。訪日外客数2000万人突破へ向けては、為替の円安基調や世界的な景気回復も必要である。政府、企業共に訪日外客数2000万人の受け入れ体制が急ピッチで進みそうだ。

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藤井明代

カブドットコム証券 投資情報室 投資アナリスト

東京都出身。大手ネット金融グループを経て、2013年10月よりカブドットコム証券。
売買手法や相場解説などを初心者の方にも分かりやすく解説することに定評あり。株主優待にも詳しく、マルチスキルを持つメンバーとして人気上昇中。