投資情報室

旬なテーマを深堀り♪エボラ出血熱の猛威と関連銘柄

(木)
投資情報室 藤井明代

 世界に感染拡大懸念が広がるエボラ出血熱。WHO(世界保健機構)は、エボラ出血熱の新感染者が12月までに週5千人~1万人に増加する可能性を警告した。これまで西アフリカを中心に流行していたが、米国でも2人目の感染が報告され世界中に感染拡大の懸念が広がっている。今後、感染拡大地域の労働市場や産業、日本でも直接的なエボラ関連銘柄のみならず食料や航空関連など様々な銘柄に影響を与えそうだ。 直近、東京市場で物色されている関連銘柄を見ていく。

           <エボラ関連銘柄 前日比騰落率ランキング>(2014年10月16日現在)

エボラ関連銘柄

 エボラ出血熱がアフリカで感染確認され、報道が出始めた8月ごろからの上記を中心とする銘柄への物色が活発。物色対象も拡がり、様々な銘柄に短期資金の流入が目立つ。ボラティリティも高まっており、エボラ出血熱の感染拡大が落ち着くころにはショート銘柄として押さえておきたいが、終息には時間がかかりそうだ。
 エボラ感染拡大長期化によるアフリカ経済への打撃も心配である。カカオ豆生産量世界1位は西アフリカのコートジボワール、3位はガーナ。カカオ豆に関わる農民へエボラ感染が拡大すればココアやチョコレートの原料となるカカオ豆の高騰懸念も出てくる。商品先物価格への影響や、カカオバターに代わる油脂関連銘柄への物色、ココアやチョコレートを輸入する各メーカー動向も注視していきたい。

ご注意

  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスは、情報の提供を目的としており、特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等を行うものではありません。
  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスの内容の正確性および信頼性等については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報およびサービスに基づいて被ったいかなる損害についても、当社および情報提供者は一切の責任を負いかねます。
  • 「kabu.com投資情報室」における情報およびサービスに関する著作権を含む一切の権利は、カブドットコム証券株式会社に帰属しており、理由の如何を問わず無断での配信、複製、転載、転送および改ざん等を禁止します。
  • 資産運用に関するあらゆる最終決定は、お客さまご自身のご判断とご責任で行ってください。

藤井明代

カブドットコム証券 投資情報室 投資アナリスト

東京都出身。大手ネット金融グループを経て、2013年10月よりカブドットコム証券。
売買手法や相場解説などを初心者の方にも分かりやすく解説することに定評あり。株主優待にも詳しく、マルチスキルを持つメンバーとして人気上昇中。