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経営メッセージ

顧客投資成績重視の経営

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当期の株式市場は6月の英国国民投票でのEU離脱や11月の米大統領選などの影響を受けて乱高下する波乱の展開になりました。米新政権に対する減税やインフラ投資、規制緩和といった政策期待もありましたが、地政学リスク等への不安の高まりもあって個人投資家の投資スタンスは徐々に慎重となり、二市場での一日あたり株式等個人売買金額は前期比19%減少、アベノミクス開始以降における最低を記録しました。このような経営環境の中、当社お客さまにおいても様子見模様が広がり、待機資金である預り金が5,355億円(預り資産の25%)と高水準を記録、純営業収益は190億円(前期比15%減少)、純利益は60億円(前期比25%減少)にとどまりました。 株主様への利益還元につきましては、自己資本に対する利益率の向上と積極的な株主還元を企業価値最大化の基盤として位置づけ、配当と自社株買いを合わせた「総還元性向」を重視し、前期からの3ヵ年度の平均総還元性向の目標を100%としております。当期は1株あたり12.0円(中間配当6.0円、期末配当6.0円)の配当(配当性向67.5%)と19億円の自社株買いを実施し、配当と自社株買いを合わせた総還元性向は99.3%となりました。

当社お客さまの投資成績は好調

当社の2016年株式譲渡益税源泉徴収額は99億円を記録し、信用買建評価損益率は当社お客さまが市場を2013年10月以来176週連続で上回るなど、当社お客さまの投資成績は好調を維持しました。また当期はKDDI及び沖縄セルラー電話と協働しての現物株式手数料割引プラン「auで株式割」の開始や、三菱東京UFJ銀行のスマートフォンアプリ「スマート口座開設」において当社口座を同時申込可能とするなど、多数の施策を実行してまいりました。結果、当社お客さまの株式等の取引シェアは着実に増加、現物シェア・信用シェアともに半期(下期)、四半期(第4四半期)、月次(3月)で過去最高を記録するなどバランスよく上昇し、当社株式等個人委託売買代金シェアは年度、半期(下期)、四半期(第4四半期)、月次(3月)においていずれも過去最高を更新しました。

BtoBtoC業務の進展

当社は従来からの収益基盤である、主にBtoCからなる「リテール業務」に加えて、ASP(Application Service Provider)、API(Application Programming Interface)、オンライン金融商品仲介、システム提供関連からなる「BtoBtoC業務」による新たな収益基盤の構築を目指しております。「BtoBtoC業務」はグループ内外の金融機関等を通し、ネット上の店舗であるHPの接続やシステムそのものの提供等、BtoBtoCビジネスへ展開するITサービス事業の創造であり、新たなる事業モデル/クリアリングファームを創り出す試みとして、当社の企業価値を大きく向上させる取り組みと捉えております。またマーケット環境に左右されにくい「BtoBtoC業務」は従来の「リテール業務」と相互補完しうるものであり、今後も積極的に進めていく方針です。当期におきましては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターネット株式取引のソフトウェア開発を受託し、当期第4四半期にリリースするなど、「BtoBtoC業務」の展開に向けて大きく前進いたしました。

Fintechへの取り組み

世界中でFintech(金融のIT化)が注目されておりますが、当社はネット専業ならではのIT技術力・ノウハウとMUFGグループの近未来技術実証実験特区としての役割をベースとし、Fintech最先端企業としての更なる展開を目指してまいります。当期は、ロボアドバイザーアプリのリリース、株券等貸借取引へのAI技術の採用、ジオフェンシング技術とブロックチェーンを活用した企業コインなど、数多くの最新の技術を積極的に活用しております。また「貯蓄から資産形成」に向けた機運が高まりを見せる中、信託報酬控除前トータルリターンの配信開始や本格的な投資教育サービスを開始するなど、金融サービスの発展にも貢献しております。 今後も、当社は大手ネット証券唯一のメガバンクグループかつ自社システム開発力・運営力を活かし、「リテール業務」と「BtoBtoC業務」という2本の柱を元に、Fintech最先端企業として更なる発展を遂げるべく精進してまいります。また、株主・投資家の皆様に利益を還元するという当社の基本方針を徹底してまいりますので、今後もより一層のご愛顧と変わらぬご支援を賜りたく、役職員一同心よりお願い申し上げます。

2017年6月吉日
代表執行役社長 齋藤正勝

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