貯金脳から投資脳へ ~マイナス金利だからできる投資戦略~

株主優待実施社数は過去最高に、3月は最も優待が注目される月

個人投資家にも馴染み深くなった株主優待。現在、株主優待を実施する企業は1340社を超えて過去最多となり、下記図にある通り、全上場銘柄の約34%が導入するまでに増加しています(※1)。また、優待実施企業の拡大のみならず、優待内容も充実度が増し、個人投資家の注目度が高まっています。

優待イメージ画像

株主優待とは、企業が株主に対して自社の商品やサービスなどを提供するものです。株主への感謝の意として実施する企業が多く、株主還元の一つとして捉えることができます。また、消費者向けサービスを展開する企業では、自社の商品やサービスを知ってもらうために導入する企業もあります。そのため、株主優待の内容はその企業が取り扱う自社商品や割引券に加え、お米、クオカード、商品券などと様々です。そのほかにも、株主だけの限定商品や宝くじ、抽選で旅行券を贈呈するなどユニークな優待もあります。株主優待は小口投資家に有利な制度としても知られ、個人投資家ならではの魅力とも言えます。

間もなく迎える3月は、株主優待が最も盛り上がる月です。株主優待を実施する企業が1年の中で1番多くなり、今年の3月は747社が実施を予定しています(※2)。3月が多い理由は、本決算を3月に設定する日本企業が圧倒的に多いためです。決算日に合わせて優待を獲得する権利が確定するため、投資家の動きも活発になります。

※1 プレスリリースなどをもとに野村IR調べ(全上場銘柄にはREIT・ETFなど含む)、2016年12月末時点
※2 2017/2/14現在、野村IRデータ

図1:株主優待実施銘柄数と全上場企業における割合推移(各年9月末時点)

物価上昇に伴うお金の価値の減少シミュレーショングラフ

※ プレスリリースなどをもとに野村IR調べ(全上場銘柄にはREIT・ETFなど含む)、2017年は2016年12月末日時点の数値

株主優待を獲得するには?

株主優待を獲得するためには、各企業の権利確定日(決算日)から起算して4営業日前に当たる「権利付最終日」の取引終了時点で株式を保有する必要があります。例えば2017年3月末が権利確定日の場合は、3月28(火)が「権利付最終日」となります。多くの企業が月末を決算日としていますが、稀に15日や20日を決算日とする企業もあるため、事前にチェックが必要です。

「権利付最終日」の翌営業日は権利落ち日と呼ばれ、権利落ち日以降であれば株式を売却しても優待を得るための権利は既に獲得しています。つまり、最短で1泊2日(権利付最終日に買付→権利落ち日に売却)、株式を保有すれば権利を得ることができます。 しかし、権利落ち日には権利を獲得した投資家の売りが殺到する場合もあり、優待の価値以上に株価が下落する恐れがありますので注意が必要です。

図2:2017年3月優待カレンダー

2017年3月優待カレンダー

物価上昇に伴うお金の価値の減少シミュレーショングラフ

銘柄選びの方法は?

株式投資のリスクを低減させるため、事前に株価動向や企業業績、各種指標をしっかりとチェックすることが重要です。加えて、自分に合った銘柄を選定することも大切です。得意分野であればあるほど情報が自然と目につき、企業の動向を深く調査するきっかけになるからです。ゲーム好きであればゲーム開発企業、車好きであれば自動車メーカーや部品・タイヤメーカーなどを調査し、企業分析の入り口にすると良いかもしれません。
また自分に合った銘柄であるほど、株主優待を有効活用できる可能性が高くなります。身近な例を挙げると、東京ディズニーランドが好きな方はディズニーリゾートを運営するOLC(4661)を保有してワンデーパスポートを利用したり、料理好きな方はカゴメ(2811)や味の素(2802)の優待商品を利用するといった具合です。その他にも、お酒が好きな方はアサヒGHD(2502)やキリンHD (2503) を保有して株主特製ビールや酒類詰合せを楽しむなど、沢山の選択肢があります。

株式投資は消費者目線で銘柄を選択することができる点が魅力に挙げられます。普段利用する商品やサービス、店舗などの身近なところから良し悪しを判断し、企業業績への影響を予想することができます。行列のできるレストランやコンビニで品薄になっている商品など、日々の生活の中に投資のヒントが隠されているかもしれません。
上場企業の内、私たちに身近な「食料品」の約82%、「小売業」の約77%は株主優待を導入しています(※3)。頻繁に利用する店舗やサービスを手がける企業が上場し、株主優待を導入していればお得に活用できる可能性があります。

※3 プレスリリースなどをもとに野村IR調べ(全上場銘柄にはREIT・ETFなど含む)、2016年12月末時点

業績面も気になる!3月優待好業績銘柄をご紹介

様々な銘柄選択の方法がありますが、やはり気になるのは企業の業績です。そこで今回は、3月に株主優待実施予定の747社の中から、好業績実績のある銘柄をご紹介します。 5期(5年)以上連続で売上高や利益を伸ばし、加えて配当金も増額している企業をピックアップ。配当金を連続で増額する企業の背景には、売上や利益推移が好調であるほか、健全な財務体質、株主還元への積極性、経営者の自信などまで測ることができます。

5期以上連続増収・増益・増配の3月優待銘柄

5期以上連続増収・増益・増配の3月優待銘柄

※ 2017年2月14日終値データ、時価総額順
※ 野村インベスターリレーションズ、東洋経済、Astra Managerデータよりカブドットコム証券作成

まとまった資金がなくてもOK!1株からの保有で優待がゲットできる銘柄

株主優待を受け取るために、多額の投資資金が必要と心配される方もいらっしゃると思います。しかし、実は『1株(単元未満株)』の株式保有でも優待を適用する企業があります。初心者の方も始めやすい、少額で優待を楽しめる銘柄をご紹介いたします。

1株(単元未満株)の保有から優待を実施する3月優待銘柄

1株(単元未満株)の保有から優待を実施する3月優待銘柄

※ 2017年2月14日終値データ、時価総額順
※ 野村インベスターリレーションズ、東洋経済、Astra Managerデータよりカブドットコム証券作成

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株主優待を賢く獲得するテクニック!

ご注意

各銘柄の概算購入金額は2017年2月14日(火)の終値を基準とした株主優待取得に必要な概算金額です。実際の必要金額につきましてログイン後の画面よりご確認ください。
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては、事前に必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
当該情報およびサービスは情報の提供を目的としており、特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等を行うものではありません。
情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。
権利落ち日の取引所基準価格は、前日終値から1株当たりの予想配当金額分だけ理論上値下がりします。
資産運用に関するあらゆる最終決定は、お客さまご自身のご判断とご責任で行ってください。
各商品等は、価格の変動、金利の変動、為替の変動等により投資元本を割り込むおそれがあり、また商品等によっては投資元本を超える損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。
各商品等へのご投資の際は、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。各商品等の手数料等は、商品、銘柄、取引金額、取引チャネル等により異なり多岐にわたるため、具体的な金額または計算方法を記載することができません。手数料等には消費税が別途加算されます。
各商品の手数料等およびリスクの詳細については、契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目論見書、約款・規定集および当社ホームページの「ご投資にかかる手数料等およびリスクについて」等をよくお読みの上、投資の最終決定はご自身のご判断とご責任でおこなってください。

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